今年のCROPブースでは、毎年実施している、ドルフィンプレイin御蔵島の活動紹介とCROPハウスの展示紹介とともに、昔の遊びをテーマにした様々な催しで、ご来場頂きました多くの方々に(特に小さなお子様連れのご家族)CROPの活動をご紹介することができました。
ニュースや新聞でしか普段聞かない「虐待」という社会問題。 どこか人ごとであり、自分達には関係ないというレベルの社会問題。 でも、もしかすると一番身近にあり、一番その当事者になる可能性が潜む 問題なのかもしれません。
このオレンジリボンタスキリレーは、少しでも多くの方々に児童虐待の実態とこの問題の先にどのような子どもたちの現実があるのかを知って頂く大切な啓蒙イベントです。
私たちCROPでは、虐待をはじめとした様々な家庭問題を抱える子どもたちと関わってきました。今回のブースのお手伝いも、CROPの活動に長年参加してくれている、子どもたち(今は大きくなってすでに、おにいさん!おねえさん!)です。自分達から率先して、お手伝いを申し入れてくれる、一見明るい元気な笑顔の裏には、僕たちが想像もできないぐらい過酷で辛い過去があります。
でもこの世界には、そんな辛くて苦しいことばかりじゃないよ!
楽しいことはこんなにもあるよ! 辛いときは辛いって言ってくれてもいいよ!
自分ひとりで悩まなくてもいいよ!
そんなことを伝えたくて、分かってほしくて私たちはCROPをやっているんだと思います。