オレンジリボンたすきリレー、無事終了しました!
毎年参加しているこのイベント。
今年のクロップブースでは、手作りぬりえが大人気でした。
前日にホームの子ども達が焼いたロゴ入りクッキーと、イルカのシールをプレゼント。
●今年のクロップブース開催の目的は2つ。
1つ目は、クロップの事業「ドルフィンプレイ in御蔵島」で使用させてもらっているお家の修繕費用を募ること。
2つ目は、クロップや児童養護施設で暮らす子どものことを知ってもらいたい。
日本では約4万人の子どもが親と暮らせないという現実を知ってもらいたい。
自分たちの日常と同じフィールドにこの現実があるということを知ってもらいたいということ。
子育ての難しさや悩みは、特別なことではなくみんなが抱えているということ。
だからこそ、閉鎖的になるのではなくオープンにできる環境を整えること。
日々の出来事を隣の人に話せる環境を作っていくということ。
大人同士が、日々の悩みや想いを少しでも共感しあえれば、子どもを取り巻く環境を改善していけるのではないかと思います。
今年もクロップブースでは、以前ドルフィンプレイ in 御蔵島に参加し、施設退所後も繋がっているメンバーがクロップのチラシを配り、御蔵のお家の修繕費用を募るために、自分の体験や想いを熱く語ってくれました。
クロップの活動を通して感じること。
それは、家庭環境が複雑で困難な子どもたちにとって、あるたったひとりの大人との出逢いが、その後のその子の人生を大きく左右するということ。
私たち大人は、誰もがその「たったひとりの大人」になる可能性があるかもしれないということ。
来年もドルフィンプレイの事業が御蔵島で開催できるよう、引き続きがんばります!