これまでクロップは児童養護施設で育った子どもたちとの御蔵島での自然体験活動、自立と困った時のサポート事業、そしてファミリーホームをやってきました。
この春この豊かな大地に移転できたことによって、コロナ禍の地域にこの豊かさを還元していくためにも子ども虐待防止に資する活動として、親子のサポートや行事などを始めました。
子ども虐待オレンジリボン運動のコロナ禍における虐待防止運動の一環として、クロップはこの自然を活かした居場所作りや、親子のストレス軽減、声になりにくい困りごとやニーズにリーチしていきます。
今年の4月以降、ひとり親家庭のお子さんを主とする新型コロナウイルスによる休校が理由での預かりをしました。秘密基地つくり、泥遊び、草刈り、海に行ったり、お外でおやつを食べたり、ゆっくりと本を読んだりして過ごしました。宿題を一緒にやったり、畑で作業をしました。
今までの生活では親御さんの仕事中は、学校とお留守番で過ごしていた子どもたちです。
必死で働くお母さん、お父さん。ひとり親家庭で新型コロナウイルスのパンデミックの不安の中、頼る先もない孤独。孤立しない子育てについて、子どもの健康について考えさられる日々でした。