ふと気がつけば、昨年植えた小さな梅の木に花が咲いていました。
昨年の今頃を振り返ってみると、3月は引っ越しの準備をしていました。
3月はホームの左官作業をホーム総出で行い、4月は各自が荷造りをして、5月には自分たちで引っ越しをしました。
そうして、気がつけば目まぐるしく四季がぐるりと一周巡り、また3月がやって来ました。
その間、ホームでの新型コロナウイルス対策、新たな虐待防止のプロジェクト、地域での社会的養護に関する啓蒙活動、敷地内での水脈作りや土作り、植樹の作業など新しい活動もたくさんありました。
今は、進学にあたっての手続きや引き継ぎのケースカンファレンス、卒業・就職にあたっての準備、年度末の事務作業など忙しい日々です。
そんな中でも、一呼吸つくことを大切にし、内部、外部との連携をより強めていきたいです。
子どもたちは、思春期ガールズもいて、自分の部屋で好きな音楽を聴いたり、アクセサリーを造ったりして過ごしたりしています。
自分たちで出来ることも増えました。
この春、3名の子が卒業します。小学校卒業2名。高校卒業が1名。高校を卒業する18歳のAは、無事就職先も決まりました。
それぞれの新たなスタートとなる4月。
これからも、みんなでボードゲームをする一家団欒時間や、個別のお出かけタイム確保など…子どもたちとの時間を大切にしたいなあ、と思っています。
日々の暮らしを通して、私たちが成長するチャンスをくれるている子どもたちとこの場所に感謝です。
写真 :クロップから自立して6年近くなる女の子と、ランチをしてきました。近況報告しながら外の嵐の様な景色と春めくお庭を眺め…おいしい酵素玄米の定食をいただきながら、日々の頑張りを聞いてきました。大切なひとときでした。
私たちは、いつもここにいるよ。